上野・湯島の観光スポットと楽しみ方について
上野という地名を聞きますと、年代が上の方は、歌手井沢八郎の「ああ上野駅」を連想されるのではないでしょうか。高度経済成長の時代に「金の卵」と称された若者が集団列車で到着した駅ですね。また、芸能人の中にも夢をいだいて上京し、最初に降りた駅が上野駅という話も聞きます。上野は東京の北の玄関口になりますね。現在でも、JR山手線、京浜東北線、高崎線、水戸線等在来線の他、長野・秋田・山形・東北・上越新幹線が止まる駅です。JRのほかにも、地下鉄の東京メトロ銀座線、日比谷線の駅があり、私鉄の京成線の始発駅でもあり、現在も交通の要ですね。この上野周辺は賑やかなアメヤ横丁、広々とした上野公園、徳川幕府ゆかりの寛永寺、そして美術館など多様な趣のある町ですね。上野の町に続く湯島天神もよく知られた神社です。
上野駅から隣の御徒町駅に平行してアメヤ横丁と呼ばれる商店街があります。この商店街は長さが約400mもありまして、店舗数が約400軒もある賑やかな商店街です。この商店街の名前の由来は、戦後闇市で飴を売っていたことと、進駐軍からの払い下げ品を売っていたことから「アメヤ横丁」と呼ばれるようになりました。年末などは、正月の魚などを買いに来る大勢の人達と、客との掛け合いで店員の大きな声が響きわたる、とてもにぎわう商店街ですね。一歩通りを外れた幹線道路には、若者のファションの町並みがつらなり「アブアブ」というビルはその中でも若者が集うビルです。
上野といえば上野公園ですね。面積は約50万平方メートルにもおよぶ広々とした公園です。正式な名称は「上野恩賜公園」です。上野公園には家族で楽しめる上野動物園があります。最近また、パンダで人気のようですね。この公園内には、東京文化会館、上野の森美術館、東京都美術館、東京国立博物館など芸術面でも著名な建物があります。また、この公園に近接した場所には「東京芸術大学」がありまして、今までに幾多の芸術家や音楽家を輩出しました。まさに芸術の地といえますね。
上野公園は春になると桜でも人が集う公園です。4月の始めの週などは、歓迎会などをかねた夜桜の宴会で沢山の人が桜を見に訪れますね。新入社員などが朝から場所取りをしていますね。四月の始めはまだ、暖かいとはいえない気候ですので、新入社員にとっては、ちょっぴり涼しい中を一人で場所取りですから、最初の仕事ですかね。
上野公園の北側に位置する寛永寺は、寛永2年(西暦1625年)に天界僧上によって建立された天台宗の関東総本山です。寺院内には清水観音堂や歴代の徳川の将軍を弔った徳川家のお墓があります。この地に寛永寺を建立したのは、江戸の町の北側を守る意味もあってのことだと言われております。
上野公園の南に位置する湯島天神は関東三大天神のひとつです。学問の神「菅原道真」を祀っているため、受験シーズンには、合格祈願の若者や親たちが来るところとですね。
上野・湯島界隈は公園の散策と芸術に触れることのできる都会のオアシスですね。